精力剤の歴史と有名成分
精力剤は現在様々な種類のものが開発され世に出ており、多くの物が出ていることに驚かされます。
これらは大変人気がある事や、こういったことから精力関係に悩む男性が多いことが伺えるでしょう。
精力剤にはかなり古くからの歴史があります。
それは江戸時代初期といわれています。
当時は自然の成分、例えば動物などを使用したものが作られていたようです。
代表的なものとしてはマムシやスッポンなどといったものです。
これらは現在でも使用している精力剤が多いことから、実際にも効果があったことが分かります。
スッポンはビタミン、亜鉛、脂肪酸といった滋養強壮成分だけでなく、勃起不全などといった症状に効果のある成分も含まれているからです。
すっぽんに含まれているたんぱく質が、血流をさらさらにしたり疲れを癒してくれる力もあるためです。
有名成分
周知のとおり勃起を促すには血流を良くすることが大切だからでしょう。
また、コラーゲンが豊富なため肌にも良いことで有名です。
現在では女性にもメジャーになってきていますが、当時は美容に良いという概念はなかったのではないでしょうか。
さらにリノール酸やカルシウム、鉄分なども含まれています。
リノール酸は下半身の血の巡りを良くしてくれる力があるといわれています。
さらにカルシウムは不足すると精力の減退や、EDといった症状になってしまうこともあるため、精力のためにも大切な成分なのです。
鉄分は滋養強壮です。
このように、スッポンには持続力を高めるために必要な成分がたっぷりと含まれています。
精力剤としての歴史が長いのもうなずけます。
そしてマムシも精力が付くというイメージが強いことでしょう。
そのイメージどおり、マムシにはスッポンと同様に、血流を良くする効果があります。
そして同じく、EDが兆候といわれる、動脈硬化を防ぐ効果を持っています。
そして、疲労を回復してくれるタウリン、グルタミン酸、メチオニン、チロシンなどと言ったアミノ酸も含まれます。
そして男性ホルモンや精子の量を増やしてくれたりもするたんぱく質です。
精力だけでなく体の健康にも効果があるということで、精力剤だけでなく色々な健康のための用途に使用されていた歴史もあったのではないでしょうか。
江戸時代当時は粉にして飲まれていたという歴史も残っているようです。
漢方薬としての役目も持っていたのではないかと思われます。
これらの精力剤の原料に含まれている成分は、前述のように動脈硬化を防ぐなどといった効果もあります。
そのため現在では健康のために飲んでいる人も多いようです。
自分に合う精力剤を見つけて、精力と健康をしっかりと保っていきましょう。
