【EDとは?】どんな症状なのか。診断方法と治療方法について
EDとは勃起不全のことで、勃起障害と呼ばれたりもしています。
EDの症状には個人差があり、人それぞれで多少の違いがありますが、主なものとして「なかなか勃起しない」「例え勃起しても十分に硬くならない」「勃起状態が持続しない」などがあります。
本当にEDかどうかということは医師の診断を受けることになりますが、簡単なセルフチェックとして硬さによってどの程度のEDなのかということを調べることができます。
程度を調べてみる
EHSというこの方法ではグレード1からグレード4まであり、グレード1は勃起はするものの硬くならない状態、グレード2は陰茎は硬くなっているものの挿入できるほどではない状態、グレード3は挿入できるほど十分に硬くなってはいるが完全に硬いわけではない状態、グレード4は完全に硬く、硬直している状態です。
診察内容について
医師による診断では問診から始まります。問診で聞かれることはEDの原因についてです。
その人によっていろんな原因が考えられます。ストレス、お酒、病気、加齢など原因がわかれば治療方法を決めるための軸となります。
問診の他に必要であれば検査も行います。
リジスキャンという専用測定器で正確に測定する方法か専用陰茎バンドを巻いて測定する簡便法治療方法による夜間陰茎勃起試験、陰茎海綿体に細い針で直接勃起を起こさせる薬剤を注射する人工勃起試験、超音波により陰茎血流を測定し、勃起にかかわる動脈系の異常を調べるカラードップラー試験、造影剤を陰茎海綿体に注入しながら内部の圧力を測定して異常な流出がないか、またX線検査で静脈の異常な流出はどこからなのかなどをチェックするDICCなどです。
治療は保険適用外です
治療方法は内服薬を処方して様子見、心因性のものであれば薬にプラスしてカウンセリングも行います。まず高血圧症や糖尿病、喫煙、高コレステロール値など生活習慣病の原因になるものを排除することから始めます。
問診をして、簡単な身体検査や血液検査などの健康チェックで問題が見つからなければ内服薬から開始されるのが一般的です。
カウンセリングは一般的なものを行いますが、深層心理に関係している場合には精神科医や心理学者と話をして治療を進めます。
しかしながらEDにかかる治療費は保険駅用にはなりません。そのため全て自費で支払うこととなります。その通うクリニックや病院によっても治療費はまちまちなので、事前に大体どれくらい必要となるのかということを問い合わせてみるのが良いでしょう。