1.器質性EDについて考えてみよう！
ED(勃起機能の低下)には、様々なケース、原因により起こっています。
自分自身が何が原因でEDに陥っているか考えてみましょう。
原因とは？
器質性の場合、自分自身の身体な原因により、以前はこんなはずじゃなかった？・・・勃起しなくなるというケースです。
その主な原因として、ケース?として、『加齢によるもの』、『生活習慣病である高血圧・糖尿病・高脂血症』に影響を与える動脈硬化。
ケース?として、前立線がんなど『性器周辺の外科手術』などによる血管や神経を傷つけるなど血管へ障害を与えるもの。
ケース?として、交通など『不慮な事故』により脊髄へ影響を与え、脳から性器へ伝達部分を傷つけ神経障害をうけるケースがあります。
ケース?として、『ストレス』、『喫煙』、『飲酒』、『加齢』などにより、男性に必要不可欠なホルモンの一つであるテストステロンが低下(分泌機能低下)する事があります。
※大枠は◇血管の障害、◇神経の障害、◇分泌機能の低下となります。
血管の障害とは・・・
年齢を重ねる毎に動脈硬化が多く、その原因は高血圧、糖尿病、高脂血症などの
生活習慣病が合併したケースでEDの症状へ変化していきます。
糖尿病の患者さんの場合、ほぼ半数の方が症状がでていると言われています。
※糖尿病とは：インスリンの不足からブドウ糖が血中に残ります。
高い血糖の血液が血管を流れることで血管壁・血中の糖化が起こります。
結果として血管の弾力性が失われます。
また、加齢による顔などの肌に元気がなくなってくるケースと同じで、血管においても壁に弾力性が落ちてきます。老化し弾力性が落ちると血管は拡張が不足し、正常な血液を性器へ送り事により勃起させる力がなくなります。
注意すべき年齢層で言うと３０歳を過ぎてから徐々に精力がだんだんと落ちていきます。４０歳以上になると更に落ちて行きます。
神経の障害とは・・・
勃起は中枢神経から抹消神経によってコントロールされます。
性的な刺激を受けると中枢神経へ伝わり、興奮を伝達する抹消神経となります。
この神経が障害を受けるとEDとなるケースがあります。
たとえば、神経障害のある病名で言うと、てんかん・脳卒中・パーキンソン病などがあります。
また、前立腺肥大症、直腸がんなどの手術により神経を傷つけられてEDとなるケースがあります。
内分泌機能の低下とは・・・
性欲・勃起力が正常な場合は精巣から男性ホルモンの１つであるテストステロンが作られ、男らしく・たくましくなります。
しかし、年齢を重ね３０歳ごろから徐々にテストステロン分泌量が低下する方が増えてきます。
このような症状を「LOH 症候群（男性更年期障害）」と呼びます。
治療について
加齢、生活習慣病などが起こる動脈硬化の場合
副作用もありますので、必ず医師の診断を受診した上で、 ED 治療薬の服用を検討してください。
