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精力増強剤の宣伝文句は悩みのある人に対して有効的にアプローチができるように書かれているため、誰でも精力アップが望めるように期待してしまいますが、含まれている成分は様々で作用も違っていますから、主成分で得られる効果の内容を比較して選ぶようにしないと、飲み続けていても効果が実感できない場合があります。

医薬品と医薬部外品の違いを把握し選ぶ

増強剤には医薬品と医薬部外品とがありますが、効き目に違いがあるので把握しておく必要があります。

勃起不全の治療薬などにも用いられるメチルテストステロンは医薬品で、成分の有効性が認められていて治療効果が期待できる成分であることを示しています。

メチルテストステロンは、テストステロンが低下してしまっている人に処方される薬で、テストステロンは性欲や勃起機能にかかわりがある男性ホルモンであることが分かっているため、低下してしまっている人が内服することで回復する効果が期待できます。

栄養ドリンクなどに用いられているタウリンも医薬品であり、アミノ酸の一種です。
肉体疲労の回復や滋養強壮に有効性があり、肝機能を高めることも知られています。

医薬部外品は人に対する作用があるものの作用が緩やかであるため、摂取をすれば何らかの効果は期待できる成分が分類されているもので、長期的な服用が必要ですし、はっきりした効果が得られない可能性もあることを把握しておくべきです。

科学的な効果が証明されていなくても人気の成分

医薬部外品は飲んでも効果があらわれない可能性があるのなら、摂取する意味がないように考えてしまいますが、科学的に証明されていなくても多くの人が効果を実感している成分もあります。

昔から増強剤に使われ、精力が高まると評判のマカなどです。
マカは南米が原産国で、多年草植物です。
とても豊富な栄養成分が含まれていて、アミノ酸やミネラル、リノレン酸やオレイン酸など健康維持にも効果的なものが多くなっています。

3か月ほどマカのサプリメントを服用すると性欲の回復がみられる人が多くなっていますので、3か月から半年ほど飲んでも変化が見られない人は体質にあっていない可能性があります。

日本人が不足している体にとって重要な成分

増強剤にも含まれている亜鉛は、日本人の摂取量が不足している成分の代表格です。
1日に男性は12mg摂取することが推奨されていますが、多くの人が10mgにも満たない量にとどまっています。

あらゆる体の機能を支えることに必要な成分ですから、不足すれば男性機能不全になりますし健康も脅かされ、ホルモンの分泌や調整、たんぱく質の合成なども上手くできなくなる可能性があります。