EDとうつ病はどのように関係するの?
是非、この機会に興味をもっていただき考えてみましょう。
うつ病はED(勃起機能の低下)と関連している病気の一つと言われています。
うつ病との関係とは・・・
気分障害であるうつ病などの患者の方が増えています。
患者数は約100万人を超えている状況です。
病院へ治療をされている方とされていない潜在的な患者数も多いと考えられています。
1900年の後半からEDとの関連が言われており、EDと非EDの方とうつ有病率を比較すると約2.6倍の違いがあると言われています。
EDとうつ病は関連があり、
メンタルからくる心因性ED
身体の機能不全からくる器質性ED
薬からくる薬剤性ED
があります。
うつ病の方はどれかに関わりがあります。
うつ病とEDに関連とは・・・
うつ病になると気分がさえなく、やる気・意欲がなくなってきます。
そうなるとやる気・意欲がなくなってくると性欲にも影響があります。
よって、EDになるケースとなり心因性EDであると考えられます。
加齢ではない若い方、病気などで動脈硬化になっていないにも関わらずEDになるケースがあります。
正常な方が興奮してくると性欲がどんどん上がり勃起しますが。
しかし、うつ病になると性欲が脳へ正常に伝達されなくなり勃起しなくなります。
その場合、十分な効果が出ないケースはありますがバイアグラなどの薬を服用して血流が改善される場合があります。
治療薬(抗うつ剤)との関係は・・・
うつ病の治療薬として抗うつ薬を服用している場合、性機能を低下させる場合があります。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が良く使われていることから、ドーパミンが抑えられ勃起することが低下します。
それを利用して、早漏の方には治療なるケースがあります。
うつ病の治療薬によってはEDの原因となるケースがあります。
その場合は主治医に相談し、薬の調整をすることをお奨め致します。
自分自身の勝手な判断で薬の調整、服用の取りやめなどはお奨めできません。
EDの治療について
一般的に治療薬としてバイアグラなどがありますが、うつ病とED薬との飲み合わせた場合、特に問題がないとされています。
バイアグラは効果があると言われていますが、服用して効果がない時は抗うつ剤の種類変更を検討しましょう。
※主治医に相談して進めて下さい。