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男性が「立たない」と感じ始める平均年齢を調べると意外なことが

2017.01.02

男性は女性と違って閉経が無いため、いつまでも性欲があって元気だと思われがちですが、実はそうでもありません。個人差はあるものの、20代の時点で「立たない」と感じる人がいるほか、加齢と共にその割合が増えることもわかっています。

このため、性的に若い頃のような元気を保つには、早い段階での対策が必要となります。

性欲の減退を感じ始めるのはいつ?

性欲は、男性ホルモンのうちテストステロンが大きく関与しています。
これは女性も同様で、女性の場合は20代半ばで血中のテストステロン値が最も高くなり、その後は徐々に下降線を辿ります。

日本泌尿器科学会の調べによると、年齢と遊離型テストステロンの分泌には相関があり、男性もやはり20代でピークを迎え、その後は直線的に減少することがわかっています。

テストステロン値の平均を20代、40代、70代でそれぞれ比較すると、40代では20代の約82%、70代に至っては20代の約半分です。男性の性生活が「いつまでも若い」、というのは幻想に過ぎないのです。「立たない」ことがある場合には、恥ずかしがらずに早めに対処することが得策と言えます。

LOH症候群とは

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男性ホルモン値の減少によって生じる可能性のある症状に、LOH症候群があります。
LOH症候群とは、男性更年期障害のことです。
更年期障害といえば、閉経後の女性に限った病気と考えている人は少なくないかもしれませんが、男性にも同様の疾患があることがわかってきました。

男性の場合、テストステロンは精巣で生産されますが、加齢とともに生産能力が衰え、血中テストステロン値が減ることで発症します。

LOH症候群は様々な症状を引き起こします。抑うつ状態や不安感、記憶力や集中力の低下のほか、性欲の低下や勃起障害も代表的な症状です。

加齢によるテストステロン値の減少がLOH症候群の要因となり、「立たない」という現象を引き起こすことに繋がります。但し、LOH症候群はあくまでも血中テストステロン値の減少が原因となっているため、若くても何らかの理由によってテストステロン量が低下すれば、年齢に関係なく発症することになります。

元気な性生活を保つためには

テストステロン値の低い状態が長く続くと、勃起不全を引き起こす恐れがあるため、歳をとっても快適な性生活を続けるためには、当然ながらテストステロン値の維持が重要となります。

精巣のテストステロン生産機能が完全に衰えてしまってからでは、年齢に関係なく手遅れになってしまう可能性もあり、サプリメントの摂取やホルモン補充療法などによる早めの対処が大切です。

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