精力剤と血流の関係は?
精力減退を改善する為には精力剤が必要です。
勃起のメカニズムは、陰茎の海綿体に血流が流れ込むことによって起こる為、精力剤の役割は血流の改善と海綿体へ血流を送る事となります。
精力剤によっては、海綿体に送るのではなく、脳内を刺激することで、結果的に陰茎の血流を増強させようとするものもあります。
勃起のメカニズムとは
物理的に血が流れずに指令が主体となれば、血が少ない時には身体は無理をしている状態になりますので、精力剤の服用によって自然な形で血流が陰茎に流れるのではなく、無理矢理動かしていることにもなります。
その点において、古代から使われて来た自然食品で精力を増強するものは大きな利点を持っています。
なぜなら、血流が一点に集まるだけでなく、全身にみなぎっているからこそ陰茎に大量に流入するようになっているからです。
現代の化学薬品による勃起改善、精力増強は、陰茎のみに的が絞られていますが、実際に様々な物事を見ていると、そこには明らかに全体の変化によって一番効率のよい状態に変化することが自然の流れになるからです。
例えば、怒れば頭に血が上ります。
怒るという事は興奮することと類似しており、脳に血が集まっています。
この場合は、脳の興奮状態だけで、陰茎の血の量は関係ありません。
つまり、陰茎に血が充足していなくても勃起は起こります。
自然食品の精力剤とは
古来から存在する自然食品の精力剤は、この点が違います。
上記と同じようなメカニズムもありますが、あくまでも血が全身に流れている状態で起こり、脳だけに偏って集まると言う事がないのです。
その代わり、スッポンやマムシ等、一部の動物食品以外は即効性はありません。
全身に血を充足させ、流れやすくする状態を時間を掛けて作っていっているのです。
その為、他の精力剤と比較すると安全性は高いのです。
よくお酒を飲んで性欲があがると言われますが、全身の血の循環が良くなれば陰茎にも脳にも巡っている為、当然の事です。
お酒の力を借りるのは要注意
しかしながら、古代の養生法ではお酒を飲んで性交をすれば著しく気を消耗する為、行ってはいけないと書かれています。
なぜなら上記に記したように、血が充足しておらず、巡りが良くなっているだけなのに、陰茎から大量に精を出すと、終わった後の消耗は測り知れないからです。
必ず全身に血が充足した状態をつくり、余りがあるから勃起する状態を作れば身体への負担は少なく、又同じ事ができますが、身体の負担を疎かにすると、その場は良くても年々精力の減退は著しくなるのです。