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糖尿病が原因で勃起障害になる?EDと糖尿病の関係を解説

2016.10.20

勃起障害の原因は、加齢による精力減退やストレスなど様々ですが、関係が無いと思われるような他の病気に起因していることは少なくありません。
生活習慣病と言われる糖尿病もその一つで、勃起障害とは深い関連があります。

糖尿病とは

食事などから摂取した糖質は、体内で消化された後にブドウ糖となり血液によって運ばれ、小腸で吸収されたブドウ糖はエネルギー源となるほか、肝臓などではグリコーゲンとして貯蔵されます。血液中に存在するブドウ糖の量を血糖値と言い、食後に上昇した後、膵臓から分泌されるインスリンや運動によるエネルギー消費によって徐々に下降します。

しかし、長期的な糖質の過剰摂取や、膵臓に何らかの障害がある場合には、正常なインスリンの分泌が行われず、血糖値の高い状態が続くことになります。

初期症状としては尿の回数が多くなる、異常に喉が渇く、しっかりと食事を摂っているのに体重が減る、疲れやすいなどがあります。この段階では症状が深刻では無いため、多くの人が気づかないか、検査で発覚しても軽んじてしまうことで症状が進行し、各種合併症を引き起こす原因となります。

糖尿病の合併症と勃起障害との関連について

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糖尿病の怖さは、この合併症にあります。
血糖値が高い状態が続くと血管が徐々に脆くなり、細い血管に見られる細小血管障害と、太い血管に見られる大血管障害が発現するようになります。
これらは共に血管が詰まり、血流が滞りがちになります。

勃起の際に必要とされる陰茎への血流量が著しく減少するほか、血流の異常が神経障害をも引き起こす要因になり、性的興奮による脳からの勃起命令がうまく伝達されず、結果的に勃起障害となります。

勃起障害以外にも、体の痺れや各部位の壊疽のほか、視力の低下や腎不全、脳卒中や心筋梗塞の原因ともなるため、生命が危機的状況にさらされると言っても過言ではありません。

糖尿病を原因とする勃起障害を予防するには

糖尿病を予防するには、食事による糖質コントロールと、適度な運動が効果的です。
糖質は砂糖などに限らず、炭水化物も該当します。食事の際には、血糖値の吸収を遅らせる効果のある食物繊維を多く摂取し、糖質を減らしてそのぶんタンパク質を増やすなど、バランスの良い食事が重要となります。

食後の軽い運動も、高い効果を期待できます。
食後30分から1時間程度経過した頃に有酸素運動を取り入れることで、摂取した糖質がエネルギーへと変換され、血糖値の上昇を抑えることが可能となります。

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